集合写真の撮り方:ポーズや...

集合写真の撮り方:ポーズや撮影法に迷う大人数の撮影ガイド

groupphoto

編集部によく寄せられる質問の一つが、集合写真の撮り方についての悩みです。集合写真を撮る機会は以外と多いものです。結婚式、スポーツのチーム、家族写真、入学式、卒業式、などなど。ですが、4人以上の人を一つのフレームに収めるのは簡単ではなく、よくFacebookなどのSNSなどで上がっている知り合いの集合写真を見ると、残念な出来映えが多いのが実情です。集合写真の撮影でよくある問題は例えば以下があります。

  • グループのうちの一人か二人がそっぽを向いていたり、目をつぶったりしている。
  • 誰かの影に隠れたりして、そこにいるべき人が写っていない。
  • 笑顔の人、真剣な表情の人、おどけている人など、グループの表情がバラバラで統一感がない。

実際は、これらの問題は集合写真を撮る時には必ずと言っていいほど起こる問題です。今回の記事では、こんな難しい集合写真をなるべく上手に撮れるようなガイドをお送りします。

集合写真撮影前の事前準備をしっかりしよう

グループ写真の撮影では、そのグループを待たせれば待たせる程緊張感がなくなり撮影が難しくなります。したがって、事前にしっかりと準備をしておく必要があります。例えば;

  • どこで撮るか、ロケーションを決めておく
  • どのようなポーズで、どのような写真にするかイメージを固めておく
  • 写真を撮る事を前もって伝えておく(これがしっかりと行き渡っていないと「聞いてないよ?」というくだりで5分くらい取ることもあります)
  • カメラを充電しておくなど、備品を準備しておく

ロケーションは重要!

photo by Andrey Bezuglov
photo by Andrey Bezuglov

グループをどこで撮影するかという問題は以外と重要です。それは普通の写真でもある、ロケーション自体の美しさの問題もありますが、野球チームを普通の壁の前で撮るのとグラウンドで撮るのだと全然ちがった文脈の写真になるという、コンテクストの問題もあります。

グループ全員をちゃんと入れる事の出来る広さがあって、背景に邪魔になるようなものがない、十分な明るさがある場所をえらびましょう。

何枚も撮ろう

瞬きやよそ見の問題を解決する方法の一つに、素早く何枚も連写するという方法があります。一度ポーズを決めてこちらを見てもらったら、どんどん連写でとってしまいます。そうすると「1、2、3、ハイ」で撮ったものと違った、ショットとショットの間に見せるような少しリラックスした表情も撮る事ができます。

また、少しフレームを変えて撮ってみたりすることで後で以外と使えることもありますので、やはり何枚もとっておく事をお勧めします。

近づいて撮ってみよう

なるべく近づいて撮る事で、表情の細部を収める事ができます。もし集合写真の人数が比較的少なければ、全員がぴったり入るくらいにグッと近づいて撮ってみましょう。顔を皆に近づけてもらってそこに近づいて顔だけとってみたり、色々な面白い撮り方もできます。

ポーズを決めて撮影してみよう

grouppose

  • 通常は、グループは自然と順番を意識して並んでくれます。背の高い人は後ろ、背の低い人は前というように、自分たちで考えて並んでくれる事が多いです。ただ、それ以外にも並びやポーズについて考えるポイントがあります。
  • もし集合写真のグループに「主役」がいれば(誕生日会や結婚式の場合など)、その人たちを中心に置いて色々とポーズを決めてみましょう。皆がカメラをみているバージョンと、主役だけがカメラを向いて他の皆が主役の方を見ているバージョンなどを撮ってもいいでしょう。
  • 人の列が何列にも及ぶ場合には列同士の感覚をあまり開けないように注意しましょう。どうしても離れてしまう場合は絞りを絞って必ず全てがシャープに写るように気をつけましょう。

その場をコントロールするのは写真家の役目!

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何度かグループのコントロールを失い集合写真撮影を失敗した現場を見てきましたが、やはり大事なのは最初からグループを指示する覚悟を持ってわかりやすくコミュニケーションをとるということです。

誰がどこに行くべきなのか、どんなポーズをとるべきなのか、ちゃんと言葉にして指示しましょう。ここで大事なのはわかりやすさと笑顔です。また、しっかりと指示をきいてもらうために理由を言うのも使えるテクニックです。

例えば、「こちらを見てください、目をつぶっている写真が何十年も残ってしまいますよ」とか、「新郎にたのまれて皆さんの写真を撮っています。新郎のためにグラスを掲げるポーズをお願いします」などです。

フレンドリーに、笑顔でコミュニケーションする事を忘れずに。

常に笑顔で!

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上にも書きましたが、あまりにも大事なのでもう一度強調したいです。「笑ってください」と言っている写真家が笑っていないというのは本当によく見るミスです。撮影する側が見本のように笑っていないと、笑顔をつくるのは難しいものです。また、撮影は知り合いでないことがほとんどなので、いきなり指示を出す時に言う事を聞いてもらうのにもやはり笑顔がものを言うのです。

難しい集合写真で顔が強ばっていませんか? それでは撮られる側もリラックス出来ません。笑顔を忘れないようにしましょう。