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風景写真のロケーション別撮り方ガイド:ランドスケープの種類毎のコツを紹介!

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風景写真と一口に言っても、その「風景」は様々なロケーションの色々な被写体を意味します。またそれぞれの状況において、いい風景写真をとる「コツ」のようなものが存在します。今回は、色々なプロアマ問わず、風景写真家を目指す人に役に立つ被写体別のテクニックをご紹介していきます。今回はどちらかというと既にカメラが使える中上級者向けですので、初心者の方は風景写真のテクニック風景写真の9つのコツの記事を参照してください。

1.流れる水

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川や滝などの水の流れを撮る時は、水の流れを観察してどんな特徴があるのかを見てみましょう。例えば大きくてゆっくりと流れる川は、山間を速く流れるせせらぎとは違う質感があります。

また、流れる水が画面全体の中心となるのか、または構図全体で見せる写真の一部分という役目なのかということも重要です。その場合には、川を斜めの線として配置するのか、横線として配置するのか、なども考慮する必要があります。

また、水への反射による映り込みに注意を払いましょう。水面の反射を利用した美しい写真を狙うこともできますが、そうでない場合は水面の反射は画面を汚くすることにもなります。水面の映り込みが気に入らない場合は映り込まないように動くか、太陽の角度が変わる別の時間帯に来るか、PLフィルターなどを活用するなどの対応が求められます。

2.森

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森を撮るにはまた違った難しさがあります。まずは被写体となる森をどう見せたいのかを決めるといいでしょう。暗く、おどろおどろしいイメージの森を出したいのか、明るく、風が吹き抜けるようなイメージを出したいのか? それとも何かとても気になる、面白い特徴のある風景なのか?

どんな場合であれ、核となるポイントを一つ作るといいでしょう。通常とちょっと違った、面白い見た目の幹だったり、風の通り道だったり、花の莟だったり、何でも構いません。それを決めたら、写真を見た人の視線をそこに誘導するような構図作りを心がけてみましょう。

森の外から森に向けてカメラを向けている場合でも、森の中で撮影する場合でも、構図で使えるような線やパターンを見つけるように頑張ってみましょう。

ワイドレンズやテレフォトレンズを使ってみましょう。レンズの特性を活かしながら、下から見上げるようなアングルや上から見下ろすアングルを作ってみましょう。

3.平地

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開けた平地は風景写真の中でも難易度が高く、中級者でもつまづきやすい被写体です。その理由はもちろん、画面の中に核となるような要素が見つけづらく、ただの広い広い土地のその広さを表現する写真になりがちだからです。

どんなに何も無いところでも、写真を見る人にとっては必ず何かしら「見るもの」が必要になります。雲の形でも荒野の大地の轍の跡でも、何かしら使えるものがあればそこを何とか活かすように努力しましょう。

三分割構図がここではとても助けになる事が多いです。空の特徴を見ながら地平線の位置を決め、その風景の個性に一番合う構図を見つけましょう。

4.海辺

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海辺と一口に言っても色々な種類があります。ゴツゴツした岩場と荒い波が行き交うような風景なのか、天気の良い、ヤシの木が生えているような静かなビーチなのか。その場所を見せるのに何をどう見せれば一番いいかを考え、撮る前に構図とメインとなる被写体を決めましょう。

荒い波の岩場では、波が岩に当たって飛び散る水しぶきなどがとてもいい被写体になります。逆にヤシの木があるビーチでは、木の線を使うと構図が作りやすくなります。

砂浜では砂に注意です!風がある時にレンズの取り外しなどは控えましょう。カメラを守るのを忘れずに。

5.山

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山を撮る時は、その山がどんな感じなのかを大事にしましょう。その山は威厳があって、ちょっと迫力があるような感じなのか? 清廉で神々が住んでいるような感じなのか? その山の「感じ」を、写真を見る人にも伝えるにはどう演出すればいいのかを考えて構図をつくりましょう。それが伝えるためにベストな天気や光を選んで撮影しましょう。