ニコノスRSと言えば、1992に発売、1996に製造中止となった、当時「世界最強の水中カメラ」として知られていた名機です。
その販売台数の少なさから、今では結構な高値で売られていることもあるニコノスRSレンズですが、Fマウントに装着は出来ても撮影ができないということで、ニコンマニアの間でも現在実際に使用している人を見たことをある人はほぼいないという代物です。
そんなニコンマニアの一人である、水中写真家のアンドレイ・ベリック(Andrej Belic)さんは10年以上もニコノスRS用のレンズを現在のニコンのデジタル一眼レフカメラで使用することを夢見てきました。
そしてついに近年、13mm/F2.8のフィッシュアイ、20-35mm/F2.8の広角(世界初の水中ズームレンズ)の2つをFマウントのデジイチで動かすことに成功しました。
その証拠動画が以下です。オートフォーカスや各種セッティングの変更もバッチリ動いています。
べリックさんの機材への愛と技術力に脱帽です。そんなベリックさんが実際に撮影した水中写真はこちらから見ることができます。