パントーンの色見本の色と現...

パントーンの色見本の色と現実世界の色をマッチさせる写真プロジェクトが楽しそう!

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パントン(PANTONE、パントーンとも呼ばれる)のカラーマッチングシステムと言えば、写真プリントだけに限らず各種グラフィックデザインやプロダクトデザイン関係の色見本のスタンダードです。

今回は、フォトグラファーのポール・オクタビアス(Paul Octavious)さんの、色番号と名前で色を標準化するそんなパントーンの色見本を使った写真プロジェクトを紹介します。

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このプロジェクトにおいて、オクタビアスさんはパントーンポストカードの全100色を実際の生活の中で見つけた色とマッチさせることを目的としています。

写真を仕事をする前にはデザインの勉強をしていたオクタビアスさんは色に対して常に興味を持っていたそうで、今回は一切フォトショップ等の色補正を使わずに、実際に生活の中で見つけた色を使うことを課しています。

見つけるのが簡単だったのは黄色系とオレンジ系だそうです。街の中ではタクシーや標識など、目立たせるカラーが使われていることが多いために見つけやすくなったのだろうと推察されます。

逆に見つけるのが難しい色に関しては、ちょっと緩めの判断でマッチさせています。例えば色番号19-4305のPirate Blackという黒系の色は、シカゴのジョン・ハンコック・センターとマッチさせていますが、写真を見る限りではあまりマッチしていないようにも見えます。これについてオクタビアスさんは「これがもしかしたらPirate Blackじゃないことは知ってるけど、僕にとってはPirate Blackなんだ」という名言(?)を残しています(笑)。

Pirate Blackとジョン・ハンコック・センター。
Pirate Blackとジョン・ハンコック・センター。

「色なんぞはRawで撮ってあとから塗るもんでしょ」という人が珍しくない写真界において、常にポケットにパントーンポストカードとiPhoneを忍ばせておいて、これだ!と思った色を見つけたらスナップするという、ストリートフォトグラフィにも通じるカジュアルなスタイルは写真を撮る楽しさを思い出させてくれます。