キヤノンがスピードライト600EXラインの上位機となるスピードライト600EX II-RTと、たびたび噂になっていたEOS Mシリーズ初のマクロレンズであるEF-M28mm F3.5 マクロ IS STMを公式発表した。
スピードライト600EX II-RTは、フラッグシップ機である600EX-RTを後継するライン上位機となる。
ほとんどの機能は600EX-RTを受け継ぐ形だが、特筆すべきはリサイクルタイムの大幅な向上だ。600EX-RTと比べて1.1倍から1.5倍の速さになっていて、オプション装備であるコンパクトバッテリーパックCP-E4Nを使えばなんと2倍の速さになるという。
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMについては1:1の他に1.2倍で撮影できる「スーパーマクロモード」を搭載。STMオートフォーカスモーター、ハイブリッド補正機能も搭載する。
そして売りの一つが「世界初」であるレンズ内蔵LEDの搭載だ。マクロ撮影に不可欠な照明を、レンズ一体型で賄うというわけだ。
スピードライト600EX II-RTは2016年7月発売予定で定価は72,000円(税別)。EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMは2016年6月下旬発売予定で定価は45,000円(税別)。