ライカが中国のスマホメーカーHuaweiと組んでスマートフォンのカメラに改革を起こすと約束してから約一ヶ月。ライカカメラ搭載のスマートフォン、P9がついに公式発表となりました。
P9の売りは言うまでもなくライカブランドのデュアルカメラ。カラーとモノクロのデュアルで、両方とも1200万画素です。デュアルにすることでカメラが感じることのできる光量が300%アップ、表現できるコントラストが50%アップだそうで、実現すれば「スマホカメラに改革を起こす」という約束もまんざら煽りではない内容です。
Huaweiのリチャード・ユーCEOによると;
「Huaweiは100年間イメージング業界をリードしてきたライカの、右に出るものはいない技術力を使うことによって最高のスマートフォン撮影をユーザーに届けることができて興奮している」
さらに、ライカのオリバー・カルトナーCEOはこれからもHuaweiとパートナー関係を続けて行くことを示唆しています。
「ただ一つの商品を世に出して終わるのではない、長期的なコラボレーションになるでしょう。」
これからのHuaweiのフラッグシップ機は全てライカカメラが搭載されることを示唆した両CEO。スマホ撮影のレベル向上に一役買うことは間違いないでしょう。
実際にP9で撮影した写真
実際にP9で撮影した写真が既に公開されています。EyeemがHuaweiと組んでヨーロッパの5人のフォトグラファーにP9を渡して撮影させました。以下が写真です。
スマホ撮影はおもしろいジャンルなので、スマホカメラがどんどん進化して表現の幅が広がることが楽しみです。
P9の日本発売時期は未定だとのこと、ライカファンが世界一多いという我らがカメラ王国にP9がいつ届くのか気になる所です。