ソニーがアメリカでコンタクトレンズ式のカメラの特許申請をしました。コンタクトレンズ式のカメラと言えば、2014年にGoogle、今月初めにサムスンが特許申請を行っており、カメラのウェアラブルの分野はコンタクトレンズに移行する流れがより強くなってきている様子です。
ソニーは順番で言えば2社に続き3番目ということになりますが、申請内容を見てみると、現時点では3社の中で最も高度なものを出しています。なぜなら、コンタクトレンズの中にカメラ、ストレージ、Wifiがついているだけでなく、なんとオートフォーカス、ズーム、絞りの調整からブレ補正機能までついているからです。
シャッターは、サムスンが以前に申請したものと同じ、まばたきによって切られるシステムです。普通のまばたきと意識的にシャッターを切るまばたきとの違いは認識できるそうです。
今の所不明なのは、絞りやズームなどをどうコントロールするかという点です。まばたきのやり方でそんな多機能をコントロールできるのか、はたまた他のコントロール法が導入されるのか。
ここから製品化までには少し時間がかかるでしょうが、どのようにこういった機能が搭載されていくのか、注目です。