今年最も発売が待ち望まれていたカメラといって差し支えないキヤノン5DMarkⅣをLensrentalsのロジャー・シカーラ(Roger Cicala)さんが早速分解して詳細に内部をレポートしてくれているので紹介します。
…さて、分解の感想は?
「ピンやねじの数が多くなっている等、シェル部分の結合が強くなっている印象を受けた。したがって分解するのにより手間取ったが、今迄のキヤノンカメラよりも躯体は頑丈であるとも言えるだろう。この強さが雨風に対する強さにどれくらい貢献するかは確かな事は言えないが、強くなっているかもしれないと憶測することは可能だ。」
「今迄の5Dよりもチップや電子系統のコネクター等が多い印象を受けた。これはタッチスクリーンLCD、Wifi、デュアルピクセル、GPSなど追加された機能を考えれば自然な事だと言える。」
「写真では分かりにくいが、印象深かったのが内部には以外と何も無い空間があったことだ。つまりこれは言い換えるとこのカメラはもっと小さく作る事が可能だったという事だ。キヤノンは恐らくフォームファクタを一律に保つために従来通りの大きさに作ったのだろう。」
「全体的には、とても面白い分解だった。ただのアップグレード機種という印象になると予想していたが、それに反し色々と新しい試みを見る事が出来た。」
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