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写真コンテストの入賞作、被写体が自殺した中学生だと分かり入賞取り消し

kuroishishi

青森県黒石市の「黒石よされ実行委員会」が主催する「黒石よされ写真コンテスト」で、最高賞である黒石市長賞の受賞が決まっていた作品が、被写体にいじめを苦にして自殺した中学生が写っていたとして入賞を撤回されたことがわかりました。

NHKなど複数のニュースソースによると、カメラマンが件の写真を撮影しコンテストに応募した後で被写体となった方が自殺したそうで、受賞が決まった後に被写体がその人だと分かった後、亡くなった方のご両親には受賞の旨を伝えて許可をとってあったそうです。

遺族に許可を取った後に急に受賞撤回ということで、亡くなった方の祖父は「孫が一生懸命に踊っている写真が受賞したと連絡を受けた時は家族みんなで喜びましたが、取り消されて残念です。主催者側に理由を尋ねても納得できるような説明ではありませんでした」とコメントするなど、混乱を呼んでいるようです。

主催した黒石よされ実行委員会にも名を連ねる黒石市長の高樋憲さんは、「入賞作品は来月イベント会場に掲示される。イベントを盛り上げるという趣旨を踏まえると、亡くなった方が写っているのはふさわしくないと考えた」と撤回理由を述べたそうですが、賛否両論を巻き起こしているようです。


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