世界最大級のレンズを所有するチャンスが到来したかも知れません(笑)。
というのも、アメリカのカメラマン、ジム・ヘッドリー(Jim Headley)さんが、1964年にNASA用に作られた巨大な1000MM F4.5のテレフォトレンズを売りに出すからです。
ヘッドリーさんは20年ほど前に、カメラ屋を営んでいた友達が店を閉店する際に、この化け物レンズを譲り受けたそうです。
その時には、この化け物のようなレンズだけでなく、巨大なケース、工事現場の足場かと見まがうような専用のローリング付き三脚、ゴミ箱のようなレンズフード、車のハンドルのような専用グリップなども一緒についてきたそうです。
このテレフォトレンズは老舗Birns and Sawerのもので、ドイツAstra社製、重さはなんと約32キロ、長さは1.2メートルという、手持ち撮影にはちょっと不向き(笑)な代物です。
ヘッドリーさんはクロップセンサー(APS-C)のCanon 40D に付けて1600MMのテレフォトとして使用していたそうです。う〜んなかなか面白い使い方。
このレンズ、今年の年末くらいに地元のオークションハウスで売りに出されるそうです。世界最大級のレンズのオーナーになる夢をお持ちの方は、手をだしてみては。