ポートレート写真を撮りたい! とカメラを志した人が最初に直面するのはカメラ選びですが、フルフレームだのクロップセンサーだのAPS-Cだの言われてもこれから始めようとする人には意味が分からないし、技術的な説明を聞いたり読んだりしても混乱が深まるばかりで結局何を選んだらいいか分からないということがよくあります。
また、APS-C機を持っている人で、フレフレームへアップグレードをするべきなのか? という疑問を持っている方も多いです。
フォトグラファーのマニー・オーティス(Manny Ortiz)さんはそんな方達に向けて、技術的な説明をするのでなく、実際の写真で違いを「見て感じて」もらおうと自身の奥様をそれぞれのセンサーのカメラで撮影して比べたものを投稿していましたので紹介します。
今回使用したのはAPS-CのSONY α6000 に55mm F1.8 レンズ(フルサイズ換算で82.5mm)をつけたものと、フルフレームのSONY α7 IIに85mm F1.4 レンズをつけたものです。
結果は以下。
オーティスさんはなるべく公平な状況で比較するために、85mmはF1.7で撮っています。
こうして比べてみると、ボケ味などの違いは明らかですが、その違いをどう思うかは各々の判断ということになります。
オーティスさんは、「良いレンズを付けている限り、フルフレームとAPS-Cのどちらでも良い」と、プロなら誰でも言いそうな事を言いながらも、「ポートレートを撮るのであれば、APS-Cからフルフレームにアップグレードにすることをおすすめできる」としています。
オーティスさんの投稿動画はこちら⬇
皆さんは上の比較作例で言うとどちらが好みですか? また、ポートレート撮影ではどちらを使っていますか?
ポートレート写真をとった後の編集は是非こちらで↓