Google Cultural Instituteは、「重要な文化財をデジタル化して保存し、誰にでも気軽に閲覧できるようにし、未来の世代への教育に寄与する」ことを目的に2011年に設立された文化団体です。
設立から5年の間で、200作ほどの過去の名作絵画をギガピクセル級の高画質でデジタル化してきたGoogle Cultural Instituteですが、このたびそのプロセスをさらにレベルアップさせるために、「Art Camera」というカメラを開発しました。
このカメラは、ギガピクセルイメージをより簡単に、より速く作成するために作られたもので、カメラが自動的に絵画の全ディティールを撮影し、それを繋ぎ合わせて1枚のイメージとして構築できる代物だそうです。
このようにギガピクセル級のデジタルイメージとなったゴッホ、ピサロ、シニャック、レンブラント、モネなどの名作絵画を、わざわざヨーロッパやアメリカまで飛行機に乗って見にいくことなく、自宅にいながらオンラインで(目の前まで近づいて見ているのと同じように)細部をじっくり鑑賞できるようになるというわけです。
アートが好きなひとにはたまらないそんなギガピクセルイメージは、こちらから見る事ができます。