一日の撮影が終わり、家に帰ってカメラ機材をしまって一安心…となりたいところですが、カメラをしまう前に確認しておきたいことがあります。
フォトグラファーなら誰でも、撮影の時にカメラをいつものように使っていたけれども、実はカメラの撮影準備が完了していなかったことに気づく、というような経験があるものです。
例えば私の場合、妻に「カメラを貸してね」と言われて貸していて、次の日仕事で撮影していたらRAWでなくJPEGのSサイズになっていたことに途中で気づき、もし気づかずに撮影が終わっていたらと思って冷や汗が出たことがあります。
このようなことがないように、カメラを仕舞う前に確認するのが重要です。
カメラを仕舞う前に確認したい設定
1.撮影モードダイヤル
自分が一番よく使うデフォルトのモードに戻しておきましょう。
2.ISO
これは結構忘れがちです。ベースISO(100または200)に戻しておきましょう。最近のカメラはISOが高めでもきれいに撮れるものが多いですが、基本的には低く抑えた方がいいのは変わりません。夕方から夜間の撮影の次の日に昼間の撮影などの時に特に注意です…
3.ホワイトバランス
オートにしている方は何もしなくて大丈夫です。そうでない方は自分のデフォルトに戻しておくといいでしょう。
4.イメージサイズと種類
RAWかJPGか、JPGでもLサイズかSサイズかなど、自分の基本設定に戻しておきましょう。多くの人はRAWだと思います。大きいものを小さくするのは簡単ですが、逆はそうはいかないので…
5.露出補正
ゼロに戻しておきましょう。
6.オートフォーカス
ONかOFFか、自分のいつもの設定に戻しましょう。
7.測光方式
これもいつもの通りに戻しましょう。