上の写真は、タイのウィツアーヌ・ディータム(Witsanu Deetuam)さんが投稿した写真で、写真を学びプロのフォトグラファーになった人が集まって、写真を教えてくれた先生達と、生活の糧を提供してくれるカメラに対して感謝をする儀式だそうです。
所狭しとカメラが並べられた祭壇も圧巻ですが、写真を教えてくれた師だけでなくカメラそのものにまで感謝をするというところに、アジアの深みとタイの素敵な文化を感じます。
物に感謝をするというコンセプトは程度の違いはあれど我々アジア人にとっては理解できるものですが、西洋ではとても新鮮なようで、この写真は西洋のフォトコミュニティでものすごくシェアされているようです。
写真の師だけでなく、自分が今迄お世話になってきた人や使ってきたカメラに感謝の念を新たにし、清々しい思いに浸る事ができる素敵な1枚です。