定年を機に持ち物の整理をしたというお爺さんから1914年製のリシャールのヴェラスコープを買い取ったフォトグラファーのクリス・ヒューズさんは、持って帰ってよく見るとレザーケースの中にスライドが入っているのを発見します。
よくよく調べてみると、それらはなんと第一次世界大戦に従軍したフランス軍の兵士がこのヴェラスコープで撮った写真だということが分かりました。
兵士の日常を撮ったものや、死と破壊のシーンを記録したものなど、色々な写真が出てきて驚いたヒューズさん、以来古いフィルムを探すことにハマってしまい、「古いフィルムがまだ入っている状態で売られているフィルムカメラ」の収集に励むようになったそうです。
北米中の骨董店やフリーマーケットなどを回ってヒューズさんが収集した「昔のフィルム入り」カメラは50点にも及びます。下に収集したカメラとその中に入っていたフィルム、現像した写真の例をいくつか紹介します。
8ドルで購入したコダックのホークアイ・ブローニーとその写真⬇
1960年製のヨシカとその写真⬇
ブローニー、骨董市で10ドルで購入⬇
ブローニー ターゲット SIX-16 ⬇
コダックのボックスカメラ⬇