長時間露光はパワフルなテクニックですが、同時にお金のかかるテクニックでもあります。昼間の自然光のもとで長時間露光をやるにはNDフィルターとフィルターホルダーをつけるのが一般的だからです。
この長時間露光を何とか安価にできないかと考えたのがフランスのフォトグラファー、マシュー・スターン(Mathieu Stern)さんです。
スターンさんは、何万円ものお金をフィルター類に使う代わりに、150円程度の溶接用遮光ガラスを購入。
それを輪ゴムでレンズ前に固定。
この装備で昼間の自然光の下でも30秒〜の露光が可能になり、普段の都市や自然の風景に動きをつけたり、いつもと変わった雰囲気に挑戦することが可能になったそう。スターンさんが昼間撮影した例が以下です:
150円でできるお手軽NDフィルター、挑戦してみたかったけど数万円投資をするのはちょっと、と思っていた方は試してみては。