2016年度のソニーワール...

2016年度のソニーワールドフォトグラフィーアワードの受賞者が発表!

先日、2016年度のソニー・ワールドフォトグラフィー・アワードの受賞作品が発表になりました。

180カ国以上の国から230,103枚の応募があったという今回の受賞作品の中からいくつかを選りすぐって紹介します。

フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー(年度写真家大賞)

今年の大賞はプロ部門の時事問題カテゴリーにエントリーしていたイランのアスガー・カメシュ(Asghar Khamesh)さんに送られました。受賞したのは「Fire of Hatred」(憎しみの炎)と題された、酸による攻撃を受けた被害者を撮影した作品群です。

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fire of hatred by Asghar Khamseh

このシリーズの説明によると、イランでは家族間の争いや、求婚を拒絶されたり離婚を切り出されたりした腹いせに、酸を投げつけて攻撃するということが度々発生し問題になっているようで、特に女性や子供が被害者になることが多いそうです。

上の写真は18歳のシリン・モハマディ(Shirin Mohamadi)さんを写したものです。モハマディさんは言い寄ってきた男を断ったところ逆恨みされて酸を投げつけられ、右目、右耳、鼻を失い、さらに口などほかの部位もひどく損傷してしまいました。モハマディさんは既に何回も手術を受けましたが、まだこれからもいくつかの手術を受けなくてはいけないそうです。

風景写真賞

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Land of Nothingness by Maroesjka Lavigne

風景写真賞はベルギーのマロエシカ・ラビーン(Maroesjka Lavigne)さんの「Land of Nothingness」(無の大地)という作品です。

ナミビアの自然風景を独自のスタイルで捉えたランドスケープの作品群です。

ポートレート賞

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EBOLA SURVIVORS by Marcello Bonfanti

ポートレート賞はイタリアのマルチェロ・ボンファンティ(Marcello Bonfanti)さんの「Ebola Survivors」(エボラからの生還者たち)です。

この作品群は2015年にシエラレオネで猛威を振るい3955名の命を奪ったエボラウイルスの生還者を撮ったポートレートです。エボラと戦い生死の淵から何とか生還を果たした人も、家族や友達が犠牲になっていることも多く、今度は大事な人を失ったということと向き合う生活を始めなくてはいけないという現実があるそうで、ボンファンティさんはそういった方達をカメラに収めたそうです。

一般公募賞

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Splashing Birds by Chaiyot Chanyam

一般公募賞は何人かの人が受賞していますが、上はタイのチャイヨット・チャンヤム(Chaiyot Chanyam)さんの「Splashing Birds」(水しぶきをあげる鳥)です。鳥が水たまりで水を飲んでいたところに波がかかってきた瞬間をとらえた一枚です。

 

今回紹介したものの他にも色々な受賞作品があります。もっと見てみたい方はこちらからどうぞ。