ドイツのフォトグラファー、トーマス・ケルナー(Thomas Kellner)さんは35mmフィルムで世界の名所のパノラマ写真を撮っています。
こう聞くと、ただフィルムで名所の写真を撮っているだけの人に聞こえてしまいますが、ケルナーさんはひと味違います。
ケルナーさんは、撮ったフィルムを現像したりデジタイズしたりするのでなく、フィルムストリップをそのままスキャンして並べることで一風変わった風景写真を作り上げるのです。
つまり、並べた時に景色になるように1ショット1ショットを細かく計算して撮影することで作品を作り上げているわけです。
ケルナーさんはこのスタイルで、万里の長城やタイムズスクエアといった世界の名所を撮っています。今回はこれらの作品を紹介したいと思います。
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