トラヴィス・ジェンセン(Travis Jensen)はサンフランシスコを代表するストリートフォトグラファーだ。
ストリート・フォトグラフィーというジャンルは中々興味深いジャンルで、カメラを持って街に出て、そこで出会った人々や物事をカメラに収めるというジャンルだ。これは一見その辺のカメラ好きが誰でもやっていることのように感じるからこそ、実際にストリートフォトグラファーとして名を成すのは難しいといえる。
ジェンセンは20年ほど前にスケートボードと僅かな現金だけを持ってサンフランシスコにやってきた。それから毎日外でスケートに乗って生活し、この街で生きる様々な人と出会い溶け込んできた。ジェンセンいわく、スケーターカルチャーがかなり彼の写真のスタイルに影響しているという。
一番上に貼った動画は残念ながら英語版しかないが、ジェンセンがストリートフォトグラフィーを撮っている環境は十分に伝わってくる。
彼の、これから写真家を目指す人に対してのメッセージを抜粋:
「常に自分のスタイルを貫け。多くの人がトレンドを追いかけたり、他の人のスタイルを真似したりしてしまう。必ずあなたの作品の中に他の人と違う何かを探さなくてはいけない。これが私のアドバイスだ:自分のスタイルを育め」