こんなにも早く起こってしまったか…というくらい早い、盗難のニュースです。先日開幕したばかりでキヤノンのカメラルームが話題になったりしていたリオデジャネイロ・オリンピックですが、事前に盗難が多い街なので気をつけましょうというようなニュースをちらほら見かけていました。
その評判の通り、泥棒が横行しているらしく、カメラマンの高級機材が開幕2日目で早くも犠牲となりました。
今回被害を受けたのはオーストラリアの大手メディア、News Corpのフォトグラファー、ブレット・カステロ(Brett Costello)さん。
カステロさんは休憩を取ろうとイパネマにあるカフェに入り、コーヒーを注文しようとカメラバッグを置いた所、鞄を置いた逆側から女性に話しかけられ、話し終わって振り向いたら既にカメラバッグの姿はなかったそうです。その間わずか10秒。
警察にはもちろん届け出たカステロさんですが、戻ってくるとは思っていないそう。
「とても悔しく、彼らのプラン通りに乗ってしまった自分がバカだと思います。恐らく二度と私の機材を見る事は無いと思います」
「その時は何も見えませんでした。後から、逃亡用の車が店の外に止まっていたことを聞かされました。彼らはチームで行動し、残念ながらとても技術が高いです」
こういったことが日常に起こる場所では、泥棒達のスキルも相当なものであることが想像されます。プロアマを問わず、撮影機材を持って現地入りなさっている方は気をつけてください。