手持ちでのマクロ撮影には色々な問題がありますが、最も大きな問題が被写体の動き、手ブレ、強い影の3つです。
これらの問題を解決しようとすると色々な機材が必要になりそうですが、今回は格安DIYアイデアとしてジョセフ・リナシュク(Joseph Linaschke)さんが思いついた、使い捨ての安いプラスチックのコップを使った方法を紹介します。
用意するもの
- 使い捨てのプラスチックコップ
- ハサミ
- カメラ(+レンズ)
- ガッファーテープ(あれば)
作り方
- まずレンズにかぶせてフィットするような大きさになるように、コップの下部を切り取ります。
- 何度も出し入れすると割れてしまうらしいので、切った部分と周辺をガッファーテープで補強します。これはなくても撮影は出来ます。
- 装着したら、あとはコップの部分を被写体にかぶせて撮影するだけです。これだけで大きな問題が解決されます。もし動く被写体ならばコップに閉じ込められてどこにも行けませんし、コップによって支えられているのでカメラが揺れにくくブレも起こりにくいですし、また薄い白色のプラスチックコップがディフィーザーの役目をして全体に柔らかい光が行き渡っています。
撮影例
リナシュクさんが言うには、レンズのサイズによっては問題が出る可能性があるが、工夫すれば何とかなる(笑)そうです。
工夫だけで高価な機材と戦うDIY撮影、試してみては。