先日鳴り物入りで発売したiPhone7。発売前からRaw撮影対応の噂もあり、カメラ界でも注目されていた一台です。
この度、カメラ・レンズのイメージクオリティーをレーティングするDXOMARKがiPhone7のレーティングを発表しました。
iPhone7カメラ、6sからの大幅アップグレード
結論から言うと、iPhone6sよりも高いスコアを出し、前機種からの大きなアップグレードがある他、全スマートフォンカメラの中でも3位(同率7位)にランクインするなど、Appleファンを満足させる内容でした。
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- 1位 88点:HTC10、GalaxyX7 Edge、Xperia X Perf.
- 2位 87点:Moto Z Force Droid、Galaxy S6 Edge Plus、Xperia Z5
- 3位 86点:iPhone7、LG G5、Galaxy NoteV、G6 Edge
iPhone7の総合点数は86点で、それでも6s Plusよりも2点あがっているのですが、これはシングルセンサーのiPhone7だけに限っての評価なので、iPhone7 Plus ではさらなる高得点になると考えていいと思われます。
iPhone7カメラスコア
以下がスコア分布図です。
DXOMARKによると、「iPhone7は広いダイナミックレンジと素晴らしい露出、正確なホワイトバランスと色の描写性を持ち、86点の高得点を叩き出した。認められた弱点と言えば、細かいデティールを失う事、全ての明るさでフォーカスがイレギュラーであること、暗い所での撮影で目に見えるノイズが発生することくらい」だそうです。
iPhone7カメラレビュー:結論
以下がテストに基づいたレビューの結論です。
長所
- 広いダイナミックレンジ
- 安定して正確なホワイトバランス
- 屋外での自然光撮影でのディティールの保全力
- 明るい場所での速いオートフォーカス
- フラッシュ:正確なホワイトバランス、良好な光色、少なめのノイズ
短所
- 屋外自然光や暗所での撮影において最も細かいディティールは失われる
- 暗所撮影時の目に見えるノイズ
- オートフォーカスが不安定(イレギュラー)である。
- フラッシュ:連続撮影時にオートフォーカスが不安定、シェーディングが強く周辺光量落ちの状態に見える
細かいレビューはこちらから見る事ができます。