ピート・ソウザ(Pete Souza)さんは、ホワイトハウスの御用カメラマンとして、大統領と共に世界中を飛び回って写真を撮るのが仕事です。
激務である大統領に着いて、写真によって出来事を記録していくわけですから、ソウザさんも当然、毎日24時間態勢での激務となります。さらにどんな状況でどこに行くかも刻々と変化することが予想され、そんな状況で仕事をするカメラマンの使用機材はとても気になる所です。
ピート・ソウザさん使用機材
説明のいらないくらい人気のフラッグシップ機。多くのプロが使い、報道写真のスタンダードの一つです。ソウザさんは仕事に常に2台を持っていきます。
恐らく常に付けているのがこれでしょう。ソウザさんは第一世代の24-70mmレンズはあまりお気に入りではないらしく、第二世代になってから愛用し始めたそうです。大統領が動き回っている時に撮影する時にはこのレンズの対応力の高さを重宝しそうです。
③Canon EF35mm F1.4L Ⅱ
誰もが大好きなレンズです(笑)。大統領に寄って撮れる状況のときに使えそうです。
少し古い世代になりますが、名作の呼び声の高い一本です。常に大統領の近くで撮影ができるとは限らないので、距離を取らなければ行けないときはこっち、近づけるときは35mmといった使い分けをしているそうです。
ソウザさんは、仕事でないオフの時間にはキャノンを置いて富士フィルムのX100Sを持ち歩くそうです。コンパクトで撮りやすく、納得のチョイスです。
ホワイトハウス御用カメラマン、ピート・ソウザさんの使用機材、いかがでしたか? 納得のチョイスであると同時に、本当に必要な機材だけを使って、無駄なものに頼らなくても素敵なショットが撮れる好例だとも言えるかもしれません。