ローゼリン・レイモンド(Roeselien Raimond)氏はオランダの自然写真家で、野生の狐の写真を特に専門で撮っていらっしゃるそうです。
氏はインタビューで、次のように語っています。
「私は狐たちがリラックスしているときが一番好きです。痛みや恐怖、寒さ、飢えなどのない状態の時です。もちろん、彼らにも生きていくためにやらなくてはいけないことがたくさんあります。ですが、ウサギを狩って食べ、自分のテリトリーを確保し、交配し子供を育てた後の生活は彼らにとってリラックスできる時間なのです」
「野生の狐を撮影するのは大変です。よりこちらがいい写真を撮ろうと頑張ると、狐達はそれに敏感に反応してリラックスできなくなります。したがって私は狐達と同じように振る舞うことにしました。リラックスして、きれいな空気を吸ったり太陽が自分の肌にあたるのを感じたりするのを楽しむことで狐達と仲間になろうとしました」
「最も美しい動物は幸せな動物である」と語るレイモンドさんの写真の狐は確かに、幸せな生活を楽しんでいるように見えます。
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