ドイツのフォトジャーナリスト、マリオ・ガース(Mario Gerth)氏は、アフリカでも最も人里離れた田舎の写真を撮る為に、3匹のロバを伴って(!)山と砂漠が広がるエチオピアの奥地への563kmもの道のりの旅を徒歩で敢行しました。
旅先で目にしたのは、文明世界から完全に隔絶された世界で、そこで生活する人の生活様式は3000年前からほとんど変わっていないというような場所でした。
山の中にひっそりと佇む石造りの教会では、老人が600年前の聖書(!)を手に祈りを捧げていたそうです。
ガース氏の撮った写真は、静謐な美しさをたたえており、記録写真としてだけでなく、その美しさも鑑賞に耐えうる素晴らしいものです。
ガース氏の写真をもっと見たい方はこちら。