ハッセルブラッドが来週にも「プロシューマー」向け新作カメラを発表するそうです。
「プロシューマー」というのはカメラ界ではプロフェッショナルとコンシューマーの中間層のことを指すので、いわゆる「ハイアマ機」だと考えればよいでしょう。
ハッセルブラッドは基本的にはプロ機材のメーカーでありながら、「Stellar」や「HV」などのコンシューマーモデルを発表してきており、今回その中間であるプロシューマーモデルに新作を投入することになります。
ハッセルは「コンシューマー向け」といえども値段は他のメーカーのコンシューマーモデルに比べて高めの設定であるハイエンド向けのブランドなので、プロシューマーの市場でも同じような価格設定で挑むことが予想されます。
ハッセルブラッドのCEO、ペリー・オースティング氏は、プロシューマーをハイアマチュア、セミプロと定義した上で、ここの層の一部は現在ライカなどを購入しているとしています。このあたりの価格帯と携帯製を意識しつつプロシューマー機を投入すると発言しているので、既にライカなどの高級カメラを使うハイアマ層を意識した内容になると推察されます。
既に、中判のミラーレスになるだろうという噂が多数を占めていますが、根強いファンを持つ老舗ハッセルブラッドの新作、刮目して発表を待ちたいと思います。